Service Shoe, Type II (M-42) by ATF
サイズの合う現物などほぼ入手不能。
例え手に入ったとしても畏れ多くて使う事は出来ない。
そこでレプリカ。
レプリカとなればMASHのM-42が理想なのだが残念ながら生産が途絶えて久しい。
再生産もほぼ絶望的だ。(2009年11月時点)
現在入手できる主なレプリカは中田商店、バズリクソンズと、このATF。
中田商店物は安価で買いやすいのだが広告写真で見るとなんか形が変。
角度の関係で見える錯覚かと思い現物も見てみたがやっぱり微妙に形が醜い。
そこで比較的高級なバズリクソンズに期待し本格的に検討して見たが・・・・、
ん~・・・・パーツごとに見るとなるほど立派なんですがなんか勘違いしてるんだよな。
手元に実物を置いて比較しながら復元したのではなく、見聞きした情報だけで製作した
んじゃないでしょうか?
さあ、そこでATFのこの格好いい画像に期待して取り寄せてみる事に。
日本ブランド2社に比べると色がイケてないが。
まぁ、茶色の靴墨塗って誤魔化せばいいだろう。
で、来たのがこれ。
ガ~~~~~~~~~ンorz
これじゃまるでアメリカ物を真似て作ったよくあるアジア靴じゃん。
写真にまんまとだまされたー!
いやでもなんか違ぁ~う。
言葉では言い表せない違和感。
バズリクソンズをキャンセルして回避したはずの気に入らない部分がまんま現れてますorz
レプリカジャンプブーツと同じ木型だろうが~ヽ(*`Д´)ノゴルァ
確かにメーカーで生産国は表明してなかったし、勝手にアメリカ製と思い込んだ
自分にも非はあるわけで。
恐らく木型はいっちばん最初に作った業者の物が譲渡、あるいはマネ、マネ、マネを繰り返し
流通してるんだろう。
販売会社の名は違っても現地生産メーカーはどっかで繋がっているとしか思えない。
ひょっとしたら同じかもしれない。
販売メーカーが「M-42を作ってくれ」、と生産メーカーに指示したのではなく
すでに生産メーカーで生産ラインが確立されていた物を「うちのブランドで売らせてくれ」ってやってるのかも。
「革はこれを使って」とか「ここに刻印して」とか他社との差異を付けてね。
生産メーカーの営業マンが業者向けのカタログを持って販売メーカーに提案する形で
「この商品をお宅のオリジナルとして販売してみませんか~?」なんて
これは業界でよくあるやり方だからねー。
本気で作ってくれるところは無いだろうか?